3 まことにその手をしばしばかえて、ひねもすわたしを攻められた。
7 彼はわたしのまわりに、かきをめぐらして、出ることのできないようにし、重い鎖でわたしをつながれた。
8 わたしは叫んで助けを求めたが、彼はわたしの祈をしりぞけ、
9 切り石をもって、わたしの行く道をふさぎ、わたしの道筋を曲げられた。
10 彼はわたしに対して待ち伏せするくまのように、潜み隠れるししのように、
11 わが道を離れさせ、わたしを引き裂いて、見るかげもないみじめな者とし、
14 わたしはすべての民の物笑いとなり、ひねもす彼らの歌となった。
15 彼はわたしを苦い物で飽かせ、にがよもぎをわたしに飲ませられた。
16 彼は小石をもって、わたしの歯を砕き、灰の中にわたしをころがされた。
18 そこでわたしは言った、「わが栄えはうせ去り、わたしが主に望むところのものもうせ去った」と。
19 どうか、わが悩みと苦しみ、にがよもぎと胆汁とを心に留めてください。
21 しかし、わたしはこの事を心に思い起す。それゆえ、わたしは望みをいだく。
22 主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。
24 わが魂は言う、「主はわたしの受くべき分である、それゆえ、わたしは彼を待ち望む」と。
25 主はおのれを待ち望む者と、おのれを尋ね求める者にむかって恵みふかい。
28 主がこれを負わせられるとき、ひとりすわって黙しているがよい。
30 おのれを撃つ者にほおを向け、満ち足りるまでに、はずかしめを受けよ。
32 彼は悩みを与えられるが、そのいつくしみが豊かなので、またあわれみをたれられる。
33 彼は心から人の子を苦しめ悩ますことをされないからである。
36 人の訴えをくつがえすことは、主のよみせられないことである。
37 主が命じられたのでなければ、だれが命じて、その事の成ったことがあるか。
39 生ける人はどうしてつぶやかねばならないのか、人は自分の罪の罰せられるのを、つぶやくことができようか。
40 われわれは、自分の行いを調べ、かつ省みて、主に帰ろう。
41 われわれは天にいます神にむかって、手と共に心をもあげよう。
42 「わたしたちは罪を犯し、そむきました、あなたはおゆるしになりませんでした。
43 あなたは怒りをもってご自分をおおい、わたしたちを追い攻め、殺して、あわれまず、
45 もろもろの民の中に、わたしたちをちりあくたとなさいました。
47 恐れと落し穴と、荒廃と滅亡とが、わたしたちに臨みました。
48 わが民の娘の滅びによって、わたしの目には涙の川が流れています。
50 主が天から見おろして、顧みられる時にまで及ぶでしょう。
51 わが目はわが町のすべての娘の最期のゆえに、わたしを痛ませます。
52 ゆえなくわたしに敵する者どもによって、わたしは鳥のように追われました。
53 彼らは生きているわたしを穴の中に投げ入れ、わたしの上に石を投げつけました。
54 水はわたしの頭の上にあふれ、わたしは『断ち滅ぼされた』と言いました。
56 あなたはわが声を聞かれました、『わが嘆きと叫びに耳をふさがないでください』。
57 わたしがあなたに呼ばわったとき、あなたは近寄って、『恐れるな』と言われました。
58 主よ、あなたはわが訴えを取りあげて、わたしの命をあがなわれました。
59 主よ、あなたはわたしがこうむった不義をごらんになりました。わたしの訴えをおさばきください。
60 あなたはわたしに対する彼らの報復と、陰謀とを、ことごとくごらんになりました。
61 主よ、あなたはわたしに対する彼らのそしりと、陰謀とを、ことごとく聞かれました。
62 立ってわたしに逆らう者どものくちびると、その思いは、ひねもすわたしを攻めています。
63 どうか、彼らのすわるをも、立つをも、みそなわしてください。わたしは彼らの歌となっています。